2005年11月13日

駄目な土なんかない

土1

このあいだ5歳になった息子が、茶碗を作った。


固くなる土が欲しいと言うので、パパの秘密の土をあげよう、ということになって、
いつか芳村先生と採ってきた土をあげた。

そしたら、いじっていたらネバネバの粘土になってきて、大喜びでお皿のようなものを作った。

そうっとしておくとコチコチになるぞと教えたら、立派に割りもせず乾燥させた。
土2
これは、焼けばきちんとした器になります。



今度焼いてあげるからなと言ったが、よく意味がわからなかったようだ。
やきものに仕上げたら喜ぶかな。

ちなみに、今度4歳になる弟のほうは、こんなもの作った。
土3土4





造形的にはこっちのほうが面白いね。
才能あるのかな、と僕も親バカ。

駄目な土なんて一つもない。駄目なのは一つの技法に固執している人間だ。
どんな土もみな素晴らしい。と芳村先生は言っていた。
いつも肝に銘じています。

そしたら、子供が実践して見せてくれた。

作品に仕上がったらまた見てください。

だめな木なんて一本も無いと、また言いたくなった。


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