2006年01月21日

中村さん

d17c492e.jpg静岡の中村さんのお宅におじゃました。
新潟からのお客さん、フラワーホームの藤田さんをご案内したのです。

アプローチから玄関にかけては打ち水、手水鉢からは清水があふれ、いつもきちんと迎えてくれます。
こういう心配りをしていただくと、本当に中村さんのお宅の仕事させていただいてよかったなあと思います。

温かい日差しが差し込む広々したリビング。趣味のいい調度品と家具。
美味しい紅茶。
奥さんがいらしゃると、手作りのお菓子が戴けたりするのだけれど御不在でした。残念。

昨年の6月からお住まいになって、この夏エアコンは使わなかったと、やっぱりおっしゃっていました。
深い軒と風の道。日本の家は風がなくても空気がうごく。

20年前にお父さんが数奇屋の家を建てられて、そのとき残った尾州桧の柱を76本頂いて造ったこの家は、雨楽な家の現代数寄屋といって良いと思う。
雨楽な家は、数奇屋建築まで繋がっているのだという事を、実証出来た家として記念すべき家です。

私の作品の、一つのターニングポイントになる家なのだろうなあと感じている。
菊池の数奇屋のじゅばくを離れた、雨楽な数奇屋がここに出来ている。
この流れは、遠く新潟の間野さん家で新たな展開を始めている。

中村さんの家のすぐ近くに、三津山さんの家があり、時間があったのでちょっと寄らせていただいた。

私が菊池建設時代に、漆喰の家の第一号として建てさせていただいた、これも記念すべき家。
杉の柱に杉の床。いい感じになっています。

今年で9年目になると言われてああもうそんなに経つんだと、ちっとも変わらない三津山さんの笑顔を見ながら、私の青の家に奥さんと見学に来られたときの真剣な顔を思い出した。
私の仕事の良き理解者。

偶然ですが、一つの転機になる家が、こうしてほんとに近くに建っていることの不思議と、何かの縁を感じる。


「まちや」という新たなコンセプトの展開をはじめた。
その地元での第一号となる、若駒さんというおすし屋さんのご自宅の基本設計が今日まとまった。
由比町の和田製材とのコラボレーションです。
施工は蒲原町の佐野工務店。

「諸戸の町家」はもうすでに昨年からモデルハウスもオープンして、上岡さんが桑名で展開を始めている。

雨楽シリーズ第二章始まっています。

いつでも見学に来てください。



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