私の住んでいる地区には、縄文の遺跡が埋まっている。
最近でも新築の家の着工時に発掘をしていたところがありました。
見事な竪穴式住居跡が見られました。
縄文の土器が出るところには必ずその土器を作った陶土がある。
陶土があるということが遺跡誕生の一つの条件だったに違いない。
だから探せば必ず陶土がある。
私の青の家が出来たときに、芳村先生がたった一度だけやってきて、そのとき一緒に土器と陶土を探した事がある。今から10年前です。
土器のかけらは拾えたが陶土は見当たらなかった。
しかし必ずあると私は思っていたので、思いついたときに近くの林道をジープできょろきょろしながら走ったりしていた。
去年の大雨のときに崩れたところがあると聞いていたので、その付近に行ってみた。
そしてついにそれらしき粘土にめぐり合ったのです。
この付近白井沢という地域で、年寄りの話を聞くと、子供のときに白い粘土で遊んだと言うので、きっと沢筋に粘土は存在するだろうとふんでいた。
雨で滑るので採集する事はできなかったが、私の経験ではこの土で焼き物ができるはずです。
また楽しみが出来ました。
芳村先生が生きていたら真っ先に報告に行ったのにね。