2006年04月23日

新潟の木で

高橋邸4.21の1

震災のあった新潟十日町から大磯に。
Tさんの家は地震に強いと言うのが一つのテーマだ。
大きな吹き抜けが決して平面的強度不足にならないよう十分な注意がはらわれている。
苗場加工の石沢さんはおそらくプレカットの技術者として日本一かもしれない。
全国のあちこちでプレカットの打ち合わせをしたが、図面から私の意図する構造概念を読み取った人はこの人だけだった。
こういう人がいるプレカット工場なら平面図だけ渡して構造図はお任せすると言う事ができるだろうが、そんな工場は他に存在しないし、設計者は構造を含めて計画できなければ建築設計をしてはならないと私は思う。
材の組み方、つなぐ位置、ボルトのさし方隠しかたなど打ち合わせをしていて小気味いい。
木造軸組構法の強く美しい架構のあり方をきちんと知っている人と仕事が出来て私も勉強になりました。

強いから美しい。
力学だけでは過剰と思える材の使い方も、実は大きな訳がある。

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