ついに建ちました。
端正な化粧垂木の切妻屋根の家。
日本の伝統的美しい瓦屋根の家。
数奇屋的デザインは日本の家屋の一つの頂点にある。
全国津々浦々に京都を基点に街道が広がり、その街道筋には町家建築が建つ。
その町家建築には数奇屋の香りがするのは当然か。
わかってくれるお施主さんと職人さんと、日本の文化と言える家を建てていこう。
どこへでも出かけていって、少しづつ広げていこう。
住まいは文化です。
僕らが日本の住まいを常に意識するのは当然のことで、
だからいつも自分に問いかける。
お前の造っている家は、日本の文化になっているかと。
重い問いかけです。
アメリカにいるお母さん、岡崎で建てている家は日本人として恥ずかしくない、誇りをもてる日本の家ですよ。
アメリカにいる人たちに日本の家の話をしてあげてください。