宏道流のお家元と森山焼きの窯元を訪ねた。
そこで目に付いた雑器をもとめてきた。
地元の土で作った、素朴質素ながらそこそこ洗練された造形の、いい雰囲気の器です。
こんなふうに蓋が2重に取れるのです。
面白いね。
なんに使われる器だと思いますか?
ケンザンを中において一輪さしてもいいね。
漬物など盛ってもいい。
大振りの香炉にもなりそう。
蚊取り線香の煙が小さな蓋のところから登ってくるのもいいね。
もちろん飾っておいても様になるかたちです。
使っているとカンニュウが入ってきそう。
いいね。
日常雑器の中にいい造形を見つけると嬉しくなります。
これぞ民芸。
楽在其中。
寛次郎の世界。
飾り物ではない、日常使われている家が美しく素敵だったらいいね。