東京目白の焦雨園の書院
土佐出身の田中光顕の邸宅だったところ。
最後の土佐藩主の側近三人組の一人。
坂本竜馬と中岡慎太郎が暗殺されたときに京都の陸援隊にいたはず。
司馬遼太郎の竜馬が往くに登場している人物。
明治維新の主人公達の大半は死んでしまったから、主人公でない人物達が明治を派手に生きた証をこうして見せられると、もし竜馬が明治を生きていたらどれだけのことをしたのだろうかと思う。
明治の建物の魅力は西洋文明の影響を色濃く受けていることですね。
この頃の照明器具なんかかなりいいです。
風呂も良いね。
富士川にある古谿荘(旧田中光顕別荘) もトラスを用いていたが、ここもですね。
同じ大工が造ったのかなあ。
宏道流の副家元が、雑誌の撮影で、焦雨園で花を生けられた。
花時間の来年の新年号を飾る写真がここで撮られた。
お手伝いをさせて頂きました。
ついでに、非公開の焦雨園を見学してきました。