2008年02月20日

雨中放談 いーじすかん

いーじすかんが漁船の横っ腹にぶつかったとはどうゆうことですか。
本当にこの船は、国民と、日本を守る事ができるのかね。

軍隊は国民を守らない。

いざというときは、逃げてくる市民を踏み潰して戦車を走らせろと、司馬遼太郎は命令されたという。
軍隊は、根源的に市民を守るためにあるのではないということを語っていた。

沖縄戦ではまさにそれが現実になった。

軍隊は市民を守る能力も、意志も持たない。

俺達の進路は漁船が避けるに決まってんだろと、いーじすかんの乗組員は考えていたに違いない。
ちっぽけな漁船のために進路を変えるなんてことは、彼らの常識の中になかったに違いない。

たとえ、自衛隊という名前がついていても、災害救助で活躍してくれても、根源的には軍隊は、市民を守る能力も意志もないということを再認識するべきなんでしょうね。

放談。

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