香住の中村組のやきちの家。
ここに行く途中の風景はまさに「まほろば」という言葉にふさわしい。
古来、まほろばと言われてきた場所にこの家は建っている。
そのまほろばにふさわしい、大きくはないけれど堂々とした外観。
豊かな屋根の重なり、土地にふさわしい骨太感。
いい家になりますよ。
私の中では、まほろばの家=やきちの家なのです。
家は気候風土の産物。
大きくは日本の家。
各地方にあっては、その景色に似合う地方性豊かな家。
それでいて、はっとする新しさをあわせ持つ。
そんな家が、自然に出来上がる。
自然体で、風土の風にふかれてみて、はじめて出来上がる家。
そんな家を一緒に造って行こう。