こっ、こんなところに。
余部鉄橋があったのでした。
これは余部鉄橋のすぐ下の、余部地区の住宅街の道路沿いの側溝です。
側溝のフタに なんと余部鉄橋の部材が使われているのです。
鉄橋を見上げてすぐに気がついた。
あれ、鉛直ブレースが新しくなっていると。
そのブレースの部材が、なんと側溝のフタになって再利用されていたのでした。
鉄骨構造の部材を接合するときに使われる、
スプライスプレートや、ガセットプレートがそのまんま側溝のフタになっている。
いやあ、驚きました。
こんなところに余部鉄橋がいたとは。
ちょっと感激。
しかもね、道路を歩くと、あっちにもこっちにもあるんですよ、余部鉄橋が。
もう半分腐食しているものもありますね。
きっとブレースの改修工事の時に、廃棄処分されるこれらの部材を、地元の人たちがもらい受けて側溝に並べたんでしょうね。
余部鉄橋はその本体も見応えがありますが、
ちょっと目を落として、足元を見ても楽しませてくれるんですよ。