2008年07月24日

雨中有楽 映画靖国を見てきました。

すごろく
映画靖国を見たいなと思っていたが、静岡市での上映の情報はちょっと目にしたが行けずにいた。
たまたま静大で上映会があったので参加してきた。
生協で学生券を前売りで買って5百円でした。

これは、求めたパンフレットに掲載されていた「靖国すごろく」を転載したものです。
軍国の子供達はこれで遊んでいたそうだ。
あがりは、靖国神社なのです。

良き兵を育てるために、教育だけでなく世の風潮そのものが、子供の遊びにまで色濃く影を落としていた。

国民を兵としてかり集め死地に向かわせ、死んだら神様だよ、名誉だよ、とほめたたえる場としての靖国神社。

もともとそこに集められた死者は明治政府、天皇のために戦って死んだ人々だった。

戊辰戦争の官軍の戦死者、西南戦争の政府軍の戦死者。

西郷さんは、薩軍の大将として政府軍と戦った人物だから靖国神社には祭られていない。明治維新の犠牲者で賊軍と言われている人々は祀られていないのです。

明治政府が、戦死者を褒め称える必要が政治的にあったから神社を造ったんですね。

坂本竜馬や、高杉晋作などは維新殉難者として祭られているそうだ。


私の父と母の長兄は、共に太平洋戦争で戦死しているので当然靖国神社に祭られている。

遺族会で、ついこの間も母親は靖国神社に参拝してきた。

私は、8月15日には、町内の忠魂碑での慰霊祭に父母の代理でここ数年参加している。しかし靖国神社には、すぐ近くまでは何回か行ったがお参りしたことはない。

私は、私のおじ達が靖国神社にいるとは思えない。
でも参拝する機会があれば、きちんとお参りするんでしょうね。


いちれんの議論を聞いたり読んだりしていますが、
こちらが100点で、あっちは0点だ、なんてことはないわけで、
どちらの話もきちんと聞いて、ふむふむ、だけど私はこう思うんだ。
という姿勢が大事じゃないかな。

いろんな政治思想があって、いろいろな宗教があって、それぞれ認め合って生きていくのが、成熟した知的社会というものですよね。

そうじゃなきゃいつまでも戦争はこの世からなくならないよ。

俺が正しくてお前がまちがっているんだという議論は、いつまでたってもまとまらないし、争いのもとだよ。

靖国の議論のあつかいが難しいのは、靖国問題は、政治も宗教も両方からんでくるからなんですね。


今年も終戦記念日がやってきて、その日行われる慰霊祭に私は参加するでしょう。
その石づくりの立派な忠魂碑には、私の会った事のないおじの名前が刻まれているが、そこにおじ達がいるとは私は思っていない。
でも父母に代わって私は参列するんです。

勝手に名前を刻んだとか、国家によって身内を死地に連れて行かれたことを、どうしても許せないと思っている人たちは、一度も参加してないと思いますよ。

それはそれでいいんです。




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この記事へのコメント
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Posted by Annabelle at 2014年02月23日 12:40