今日ある人から電話をもらった。
うれしかった。
生死を超越してしまったかのような友人からメールも届いた。
ちょっと元気になった。
山頭火の句集を開いてみた。
静かな気持ちになった。
副家元の活けた花の写真を見直してみた。
拝みたくなった。
「分け入っても分け入っても青い山」
若い頃この句を見て妙に心がざわついたものだ。
焦りを感じてね。
焦っていたんだろうね。
今はただ 黙々と歩く山頭火のうしろ姿しか目に浮かばない。
そこに青山があるかどうかはわからないけれど、
僕も黙々と歩こう。
「別れてきた道がまっすぐ」
僕の場合あんまりまっすぐでもないけれどね。
でもひたすらに。ある決意をこめて。
最近ホームレス歌人の歌がちょっとどうもと言う感じで、
今回は山頭火を取り上げました。
この人もホームレス歌人だったんでしょうね、きっと。
文学は文学を意識してしまった時に、文学ではなくなってしまうんじゃないかと言う気がするのです。
コウダサン でも僕ファンですからね。