2012年09月07日

木と漆喰と和紙の家

二階










二階の子供部屋オール和紙ばりで仕上がります。

上質な和紙はそこに住まう人の、

体にも心にもいい。

床はムクの杉板。
一階








一階の壁は漆喰です。

プラスターボードにペロッと上っ面だけ塗った漆喰ではありませんよ。

下塗りからきちんと塗り重ねていく本格的な左官工事ですよ。

質感が違います。

経年変化したのちの雰囲気が違います。



家は10年20年の単位で考えてはいけません。

10年なんてあっという間ですよ。

50年ぐらいの単位で考えましょう。

流行の部材が10年後にもあるとは限りません。

メンテナンスが必要な時にはすでに製造されていないなんてことよくあります。


スタンダード、伝統的な素材を使って、

出来上がったものは今までなかった新しいものが出来上がる。


それこそが設計の面白さ、醍醐味というものです。



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この記事へのコメント
Very neat blog post. Will read on…
Posted by Andrea at 2014年02月22日 15:42