再びカンボジアに行く機会があり、行ってきました。
前回は15年前に行って、ポルポトの負の遺産と歴史的な偉大な遺産と両方廻った。
今回は負の遺産にはあえて触れることなく、
純粋に石の偉大な遺産だけを見てまわった。
指先の先の先まで神経を行き届かせておどるクメールの舞の面白さが、
私もやっとわかるようになったのかもしれない。
お酒を飲むのも忘れて見入った。飲んだけど。
こんな風景があちこちで見られて、
道路の状況は場所によりだいぶ良くなったけれど、15年前とそんなに変わらない。
援助を受けての国の立て直しは、なかなかはかどらないようだ。
日本人のボランテァも多数この国には入っている。
ボランテァに頼る人たちと、ボランテァに人生をかける人たちの生きざまが、
ちらりと見える。
誇り高いクメールの偉大な文明を作ったこの国の復興は、
まだまだ時間がかかりそうだ。