バラを生けた。
月に一度、東京の宏道流の家元にところにかよって花を生けてくる。
宏道流の花を生け始めてかれこれ27年になる。
地持院での華道教室で花を教えることが出来るのも、あきらめずに長く続けてきたおかげです。
単なるアレンジメントでない、精神性の高い華道としての生け花の修行であるゆえに続けて来られたんだろうと思う。
故鈴木正菊先生によく言われた、「長く続けることが大切なのよ」と。
止めなくて良かったです先生。
無心になってひたすらに花と向き合う時間は、私にとってとても尊い。
自分を磨きつづけることでしか良い花を生ける術はないんでしょうねきっと。
行けども行けどもはてのない道。建築も華道も。