2015年03月24日

雨中有楽 男の生け花

華1








山に入って枝に出会う。

軽トラの荷台に乗せて農道を走る。

生け花の構想を練りながら。

キヨシローを歌いながらハンドルをまわす。

華2






枝のリズムに僕のハートが反応する。

これってちょっとジャズっぽい。

小唄を御座敷でうなる時、芸妓が一生懸命シャミを合わせてくれるけど、

小唄もジャズだっていうからね。

その時だけのハートの呼応が実に心地よい。

そのここちよさみたいなものを、僕は今回花を生けていて感じたんです。


いけばなは、花材と会場とそして自分とのジャズセッション?

太い枝を曲げたり、矯めたりするのはロックか?


今までとは違ったいけばな観が僕の心の中に入り込んできた、そんな感じを受けています。

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