2016年09月26日

自衛隊員は捕虜になれるか

戦場の









後方支援の自衛隊員が捕まったら、どのような扱いを受けるのかという議論が存在する。

国際法で兵士は人道的な扱いを保証されている。が、そもそも自衛隊は戦争しないんだから捕虜にはなり得ないという人たちがいる。
そもそも紛争当事国ではないんだから、捕まっても捕虜ではないんだから直ちに解放を求めるんだという。それって本気の議論?

一方で、自衛隊員は捕虜ではないんだから、国際法は当てはまらず、人道は保証されないんではないかと心配する向きもある。

そもそも戦争は前線でなされているのであり、その後方支援は戦争行為ではないなどという理屈が一体どこの国で通用するんだい。まあ日本の国会ではそういう議論がなされているんですが。
前線の兵力を削ごうと実際の戦争ではあらゆることが行われる。兵站は狙われるのは当然だし、その元の兵器の生産地、食料の生産地が狙われることだって当然のこと。日本はそこで負けて焼け野原にされたんでしょうに。その辺の認識は一体どうなってしまったのか。

そもそも国際法の、戦争のさなかにも人道は守られるべきなんて考えは本当に現実的なのか。

「戦場のコックたち」という本を読んでいますが、興味深い記述が出てきます。ノルマンディーでの捕虜の扱いについて。「捕虜は取るな。直ちに撃ち殺せ。」という命令が出ている。国際法なんてきれいごとは自分のケツが拭けるようになってから言えということ。これが戦場の常識。捕虜は輸送路や収容所が用意されてからの話。そのかん降伏してきたドイツ兵はためらいなく撃ち殺されたんだという。
人道なんて戦闘の現場にはありえないことは容易に想像がつく。



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