外付けブラインド。
優れものですね。
S様邸につけた外観です。
中から見るとこんな感じ。
片方全開するとこんな感じ。
片方全閉するとこんな感じ。
以前ドイツのバレーマを見に行って確信した。
これは日本の西側の窓にこそ必要なものだと。
家づくりには、環境に合わせたセオリーがある。
西日は家の中に入れないほうがいい。
夏の暑さはたまらない。
どうにもならない。
西からの日射はすべてのものを劣化させる。
そんな訳で、西面には窓は極力設けないほうがいい。
家相の本にもそう書いてある。
これは迷信ではありません。
でも外付けブラインドがあればこのすべてを解決してくれる。
日射を完璧に調整でき、風は入れてくれ、人の目線もカットしてくれ、
おまけに室内からの見晴らしも良く、外の景色も楽しめる。
おまけにオイレスは強風時にガラスを守るシャッターにもなってくれる。
雨の日だって、風を取り入れることだってできるんです。
それでS様の計画の依頼があった時に、私は思いっきり大きな窓を西面に設ける事が
出来たのです。外付けブラインド。優れモノです。ちょっと高いけどね。
S様の窓からは、三保半島、サッタ峠、浜石岳と見渡せる。日没の美しい景色も楽しめる。
冬の日差しは暖房要らず。
S様は出かける時には、その日の天気によってブラインドの羽の向きを微妙に調整し、
窓を少し開けたりして風の取り入れも考慮してお出かけになる。
だから家に帰った時にとっても快適なのです。
外付けブラインドは、日本の家づくりのセオリーを変えたと言えますね。