2018年01月31日

雨中有楽 竹の花器に椿を生ける

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地持院の和尚さんから電話があり、京都の先斗町の川床でお会いしたA子さんたちがいらしたと。

正月に使った竹が残っていたので花器にして、お向かいの椿を少々拝借して、風呂敷に包んで持っていき、その場で活けた迎え花。

喜んでいただけました。

即興でこういうことができることお花を習ったからこそのこと。ありがたいことです。  

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2017年10月01日

雨中有楽 男の生け花 静岡県華道展

DSC01542








遠くからでもすぐにわかりましたよ。

僕はこういう花が好きです。

と言ってくれる人あり。

勇気が出ます。

昨日が二次展の最終日。

混雑の中花談義できる人あり。新しい出会いと。中学時代の友人と。

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マイベストプロ静岡 (株)若山建築事務所

建築ナビ(株)若山建築事務所


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2016年02月27日

雨中有楽 投げ入れ

投げ入れ







お寺でいけばな。

2月の第2金曜日はお茶席をやりましたから、

お花は今年初めてですね。

8人参加の教室になりました。

若い女性がくわわりました。うれしい。

これで女性は4人になりましたね。

もう男ばかりで生けていますなんて言いません。  
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2015年11月24日

雨中有楽 いけばな

ばら







床の間の花

真っ赤なバラは正倉院の赤いバラ

つわぶき














つわぶきの黄色

染色家の染め物に触発されて。

ばら2














ピンクのバラはあえて危ういバランスで生けてみる。


  
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2015年10月07日

雨中有楽 修行の場

お寺









鶴見の総持寺での華道展

生け込みの応援に出かけて撮った写真

渡り廊下がピカピカで鏡のよう

何年か前にも同じ場所で写真を撮った事を覚えている

日々の修行が床板を鏡に変えた

  
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2015年10月05日

雨中有楽 薔薇

ピンク













松坂屋のバラを活け替えて深紅のバラからピンクのバラにかわりました。

バラを活けたら、こういう花も活けるんですね、と言われました。

そう、活けるんです。

繊細な男心の一端をお見せできたでしょうか。

床の間に華やかなバラが凛とした姿で活けてある、宏道流の花です。

和と洋の出会い。

日本の文化の美しさはこういうふうに出来てきたのかなとふと思う。

松坂屋







静岡県の華道展は今日10月5日までです。  
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2015年09月30日

雨中有楽 花展

バラ













今日から静岡松坂屋で花展です。

バラを生けてきました。

洋花を伝統的な日本の床の間に生けることがどんなに素敵な事か。

先生。私も洋花を生けていきます。  
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2015年06月26日

雨中有楽 金糸梅

金糸梅














小品の置き花

花材は金糸梅

枝ぶりを見て花の形を決める

枝との対話

その場限りの即興のおもしろさ

近頃花を生けながらそんなことを思うのです

  
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2015年06月24日

雨中有楽 男の生け花

いけばな













花を生ける人生を生きる。

人の住まいを考え続ける人生を生きる。

精神を、心を磨きつづれることが、良き花、良き建築にたどり着く唯一の道。


人生は思い出の集まり。

良き思い出がよき人生を形成する。

この瞬間をよりよく生きることの大切さを教えてくれたかけがえのない人が、

この世にいなくなってしまったことの喪失感が日ましに大きくなる。


先生。僕も花を生け続ける人生を生きます。

いけばな2  
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2014年09月30日

雨中有楽 鈴木直衛兄に捧ぐ

花手前供華






朝旅館に着いて、裏山の竹林に入って竹を見繕う。

鈴木直衛さんは竹が好きだった。

今日は竹を生けると決めてある。


「雨楽会」。右も左も、お茶もお花も良くわからないまま手伝いに行く。

「おい若山、そこに花生けておけ」と言われて、しかたなくはじめて花を生けてみる。

「これじゃあ しょうがなかろう」と言われて何回も生けなおす。


以来私は、いつなんどき、どんなところで、どんな状況でも、

「おい若山、花を生けておけ」と言われても困らないように、

花の修行を続けてきたのでした。

以来28年。 


まさかこんなかたちで、鈴木さんに花を捧げることになろうとは、

思いもよらぬことでした。


供華、しかも花手前。

しびれる。これが雨楽会。

ああ、これが雨楽会だよ。

鈴木さん、見てよ。

若山が花を生けてるよ。

精いっぱいカッコつけて。

しびれてんのに、わけない様な顔して、

ちょっと焦ってんのに、何食わぬ顔をして、花生けてるよ。

これが雨楽会だよね、鈴木さん。


化けてでもいいから出来てもらいてえよ。

「おお若山、今日はまあまあだな」って、もしかしたら言ってもらえるかな、鈴木さん。

  
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2014年07月29日

雨中有楽 男の生け花

ガマ














蒲とかきつばた。

涼しげな夏の情景。

稽古風景






地持院での教室風景。

七宝に蒲を立てていくのに皆さん苦労していました。

花を立てることは技術を習得すれば出来るようになります。

でもそれが良い花になるとは限らない。

僕らは地持院で禅の修行のように座り、無心で花と向き合う。

自分を磨き続けることで、やがていい花が生かるようになるのだと思う。  
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2014年07月15日

雨中有楽 花展

花展














先週金曜日に生け込みで、日曜の夕方あげ花でした。

朝早く軽トラに載って近くの山に花材をとりに行く。

今回のテーマは竹。

朝露に濡れながら竹林に入り込む。

なんでもいいわけではなくてね。

これでもいろいろ選ぶんですね。

ユリの花との取り合わせです。  
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2014年06月26日

雨中有楽 ココヤシ

ココヤシ














ココヤシとアジサイの二種生け。

南の島のココヤシが紫陽花と調和する。

宏道流の生け花のおもしろさですね。  
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2014年06月05日

雨中有楽 男の生け花

はらん








はらんを生けた。

細くまとまった足元から、大きな葉が幾重にも合わさって大きな花が生けあがる。

外国人がミラクルと言うのもわかる気がする。

そしてこの葉っぱを見事な生け花に形作ってきた生け花と言うものに改めて恐れ入る。

とくに宏道流の格花は美しい。

先人が磨きあげてきた美を幾度も幾度もなぞることによって伝えられてきた美意識。

確固たる美意識の下地があって初めてひらく自由な花があることを、最近特に意識する。

花を生け、数寄屋をなぞり、現代の住宅にその美意識を生かしていきたいという思うのです。  
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2014年04月22日

雨中有楽 桜

桜













うちの桜が満開です。

桜吹雪が道路を埋め尽くすのももうすぐ。

掃除するのは不可能なので、

ひたすら風でどこかに舞って行ってしまうのを待つしかありません。

近所迷惑な桜です。  
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2014年03月07日

雨中有楽 伝統文化展

三越






日本橋三越本店で日本の伝統文化展開催中です。

宏道流が生け花の流派では唯一参加しています。

華道は生け花の技を磨くことにとどまらず精神を磨く道なのです。

写真は一階中央ホールの特設ステージでの副家元の花手前の様子です。

  
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2014年02月21日

雨中有楽 男の生け花

ドーム





東京ドームで世界ラン展開催中です。

昨年に続き、華道宏道流では副家元が特設ステージで実演することになり、

私も参加させていただきました。

いけばな





いちばん右が副家元の望月伸之輔先生です。

左端が長野の穂刈管領、御年92才。いけばな人はお元気な人が多いです。

右から二番目が血脇さん、浅草教室。サムライみたいです。

左から二番目が私。

ステージ上で短時間にお生花を生けることはとっても難しかったですね。

なかなかうまくいかなくて、ちょっとあせりました。

あらかじめ生けあがっている花を、生けなおすのではリアルじゃないから

見立てをしておいて、本当に現場で生けた。

充分とは言えない出来でしたが、まあ何とか生けあがってほっとしました。

うつむいて生けるからね、ちょっと頭も気になったね。

写真を見ると、あれ俺ってこんなんなってんの、てかんじ。

体験体験2





ステージに観客の一人に上がっていただいて、体験もしていただきました。

最初の一本は折れちゃってね。

無理やり折ったんじゃないかってくらいに見事に折れましたね。

私も直前になって担当をまかされたんで、やっぱりあせりましたね。

でも何とか一本天の枝が立ち上がりました。

体験3






紋付袴、男の生け花です。  
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2013年01月07日

雨中有楽 正月の花

おけましておめでとうございます。

今年も皆様にとってよい年であります事をお祈りしております。


南天













お正月の花。

地持院の床の間に生けた南天とユリ。

竹








玄関の下駄箱の上の迎え花。


今年の年末も、

いつものように31日の夜まで花を生けてあるいた。

生け花用と、松かざり用に、軽トラで山に竹を採りに行ったりして、

最終はいつものように、うしほ屋さんのお店。

造形的な生け花を試しながら、年が暮れた。


今年も建築も生け花教室も頑張ります。

  
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2012年12月25日

雨中有楽 いけばな 

竹













先週のいけばな教室。

花材は竹。

軽トラに載って山に竹を採りに行ってきた。

だから、今回の花材費はただ。

竹の教室








宏道流初代家元が生けた竹の絵が公道流総花図会に残されている。

その絵を見て、そのいけばなに憧れを抱いていた。

実際に生ける機会を得て嬉しい。

もっともっと精進していこうと思う。  
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2011年06月21日

雨中有楽 總持寺の花

もみじ2





神奈川県鶴見の曹洞宗総本山總持寺の記念花展に花を生けさせていただいた。
紅もみじとユリ。

狩野探令の襖絵(龍の間)というお席を頂きました。
身に余ることでした。
総持寺もみじ3





禅宗の精神性と生け花の関係をあらためて感じました。
総持寺2





渡り廊下の鏡のような床板。
日々の修行の厳しさを感じさせます。

びりびりと身が引き締まるような経験をしました。  
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2009年10月12日

雨中有楽 宏道流いけばな展2009

会場






宏道流いけばな展2009
会場づくりをさせていただきました。

3年前の花展とは比べることはできませんが、
今回も、全体の計画、デザイン、そして設営までトータルでやらせていただきました。

だから、先週の後半はずっと東京静岡を行ったり来たり、忙しい思いをしました。

会場造りのデザイナーとしてそして施行者として、おまけに、いけばな人として、考えてみると私はひとりで何役もやっていた訳で、疲れるのも無理はないですね。

でもこうしてやれること、本当に幸せです。

そして今回思いました。
これは私の仕事のもう一つのバリエーションなのだと。

会場造りの会社の人にあいさつを受けたり、イベント会場のベテランデザイナーと情報交換していたり、いつの間にか私はここで建築以外の仕事をしていたことに気がつきました。

3年前のいけばな展の会場造りがこんなにも尾をひている。

こういう機会を与えてくれる御家元には本当に感謝です。

自分の新しい可能性をもっともっと広げていこうと思うのです。  
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2006年03月27日

花展の後

花展の後1

御家元からいけばな展のねぎらいの手紙を頂いた。
思えば2月の中旬から3月の中旬にかけては、他の仕事をしながらもいけばな展の事に集中していた。終わってから少々放心状態でした。

会場で使った結界をこんな風に自宅で使っています。
畳は学生さんたちが寮の自室に畳コーナーでも作るのか持ち帰った。
残った材料は予算の無い親父の菓子屋にでも使おうかと考えている。
その前にオブジェでも造ってみようかな。


花展の後2花展の後3





工事中の写真を少しお見せします。
私にとっては、絵に描いてしまえばそれで一段落で、出来るのは当たり前なのだが、今度ばかりは勝手が違った。
頭の中では成立してはいるが、なんと言っても初めての仕事です。
私のところの準備が間に合わなくて花展が開けないという夢を何度か見た。
また出来上がりが果たしてどの程度の完成度で仕上がるかも不明だった。
お家元に満足していただけるだろうかという不安も沸いてきた。
花展の後4花展の後5





野点の茶席などのしつらえの様なものだったら、その場にあわせて臨機応変に対応していけるのだが、今回はそうは行かない。
待ったなしの一発勝負。しかも失敗は許されない。
15年か20年に一回の流派最大のいけばな展である。
日にちが近づくにつれて、これは大変な仕事を請けてしまったものだという気持ちが大きくなっていった。

銀座に乗り込む3日前に、私は師匠の墓参りに行った。
お家元に渡した家元席の模型の写真を師匠の墓の片隅にそっと置いた。
報告のつもりが、手を合わせていたら、どうか私にこの仕事をうまく仕上げさせてくださいという言葉で、頭の中が埋まっていた。

ずっと私を導いてくれた師匠、お家元とのご縁もこの師匠が道筋を付けて行ってくれたのです。
生前私が伺うと、布団の上できちんと座って迎えてくれた。
丁寧に話を聞いてくれたうえで、あふれるように話をしてくれた。
身にしみる話ばかりだった。
不自由な体で、痛いところばかりで、辛いと周りにはこぼす事もあったというが花を生けるということに、後進を育てるということに、最後まで暖かな情熱をたやすことはなかった。

私は現場で意匠的なことを決めるときに、ふと師匠を思う事が今でもある。
先生ならどう言うだろう。先生これでいいでしょうかと。

私は、師匠の墓の前で、先生助けてくださいと手を合わせたのかもしれない。

花展の後6





いけばな展の終わった後、片付けの手伝いに来た日本建築専門学校の学生を家元に紹介してねぎらいの言葉を掛けていただいた。
記念写真も撮らせていただいた。

お家元と固い握手。
お家元の目に涙が浮かんでいた。
ここに鈴木先生が居てくれたら、、とお家元に言いかけたら、突然涙があふれて来て言葉にならなくなってしまった。


先日、師匠の墓に本物の写真を持って報告に行ってきた。それでやっといけばな展の仕事は終わったような気持ちになったのです。

宏道流の花は凛としていて本当に床の間に似合う花です。
仮設の会場にも本物の素材を持ち込むという私の試みは、皆さんからとても高く評価していただきました。
本物の素材の力をあらためて感じた次第です。




  
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2006年03月11日

宏道流いけばな展始まりました

テープカット

宏道流いけばな展はじまりました。



会場1会場2





凛とした宏道流の花にはぼやけた空間は似合わない。
そぎ落とした造形に本物の素材を持ち込む。

会場3会場4  
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2006年03月08日

宏道流

花展会場1

会場の準備できました。





花展会場2家元席1





夜になって家元と副家元が来られた。
目に涙をうかべて握手を求められた。
報われる瞬間。
ああここに大工さんたちが居たら良かったのになあと思った。

家元席2家元席3





朝早くからがんばってくれた大工さんや、嬉々として下働きをしてくれた日本建築専門学校の学生さんたちに感謝です。
それから、一緒に昼も夜も手を抜かずに取り組んでくれるスタッフの小杉君にも感謝です。
あなた方が居なければ僕は何にも出来ない。
絵に描いたものが出来上がっていく事の喜びを、これからもずっと一緒に味わっていこう。  
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2006年03月04日

宏道流いけばな展

花展塗装1

宏道流いけばな展、床の間造り準備できました。
大工さんに刻んでもらい、塗装屋に仕上げてもらいました。

私は本物を使います。
仮設だっておろそかにしません。

本当の床の間に活けているような感じに少しでも近づけたいと思います。

3月10日から12日まで、銀座のセントラル美術館にて盛大におこなわれます。
見に来てください。

今日は少し楽屋裏をお見せしました。
花展塗装2花展塗装3  
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2006年02月08日

床の間作り

床の間2

宏道流いけばな展 床の間づくり 家元席。

3月10日から12日まで 銀座のセントラル美術館で開催されます。
流祖没後二百年 副家元襲名記念の花展。出瓶者は200名にも及ぶ大規模な催しです。
その会場の床の間造りをやらせていただきます。

家元席には、中央に家元、となりに副家元とお嬢さんのお花が生けられます。
やっと模型が出来たので東京駅で待ち合わせてお渡しした。

私のしつらえは、張りぼてのボテッとしたものではありません。
スキッとした細い線は張りぼてでは出てきません。

床の間を象徴的に表現するということは、ずっと前から野点の茶席やら一般の住宅などで試みてきた。
雨楽会での、私の一つのテーマだったような気がする。
それがこんな形で生かされる機会がいただけるとは思ってもみなかった。
指名して頂いたお家元に感謝です。ありがたいことです。

ところで私もちょこっと花を生けます。
若山くんは床の間造りがメインだからね、と家元は私の稽古不足を暗に指摘してきます。
それはそうですが、何とか活けてみます。

ところで、銀座のセントラル美術館の前が帽子のトラヤなのです。
また帽子屋さんに寄ったんでしょと女房が牽制しています。
でも銀座に行ったらトラヤを覗いてみなくちゃ。

花展の招待券あります。差し上げますのでどうぞお問い合わせください。
たまには銀座もいいですよ。

花展開催中に一度着物着て行ってみようかな。

  
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2005年10月21日

構え

小野田玄関


高さや、材の大きさ、程よいバランス。

そんなに悩まなくても、自然にいいところに一本の線が引けるようになるまでに、いったい何年掛かるのだろう。

体が覚えている構成美。

こんな感じ、あんな感じ、と言われてでしか伝わらないもの。

家の構えを決めるものは、身に付け、磨き続けた美意識だけかも知れない。

工事現場で、ふと、亡くなった師匠に合いたくなる自分はどうかしてるか。

  
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2005年10月18日

床の間造り

床の間

宏道流の、副家元襲名披露花展での、床の間造りを来年させていただく。

水彩のスケッチをお見せしていたが、模型が見たいと言われるので、3点模型を作った。

このとおりではないが、来年の春、約80セットの床の間造りを、一晩で作ることになる。

能楽堂の改修工事の時のように、また日本建築専門学校の学生さん達に、手伝ってもらおうかな、なんて考えている。

床の間の模型を作っている私を見て、そんなことしている場合じゃないだろ、と周りの人たちは呆れているが、
決して遊んでいるのではありません。

これは大切な仕事なのです。
床の間作り2床の間作り1  
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2005年10月16日

いけばな芸術展

日本橋高島屋で開催中の日本いけばな芸術展に行って来た。

正確に言うと、宏道流の家元とその入り口で待ち合わせをしたので、ついでにのぞいて見たのです。

入場券も家元からいただいた。
入り口はたいへんな混雑。万博なみです。

出品作品のケバイこと。
いかに人を驚かせようかと、あの手この手。

私も感嘆の声をあげないでもないのですが、これが日本の一流どころの人達が生けた花かと思うと、
少々ため息も出ます。

鈴木先生が活けていたような、格調高い凛とした花が見たいと、心から思った。
少々疲れていたかな。

昼は、かつ吉でとんかつをご馳走になる。

朝飯をぬいて、昼飯を目一杯食べることが、唯一の健康法という家元は、ロースかつ定食を頼んだ私のために、ヒレカツを単品でもう一皿付けてくれました。
おまけに生ビールまで飲んで、私は病気になりそうです。

でもサッパリとしたいい味で、どんどん口に運べるとんかつでした。
家元に言わせると、コクが無いとも言えるとか。

腹いっぱいで、打ち合わせ中眠くて困った。いけばな芸術展  
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2005年09月15日

本物

迎賓館

本物を見る機会は本当に少ない。
ましてや、生け花や能、お茶席の空気など、その場に居合わせないと感じることの出来ない感動は、まさに一期一会。
万博の迎賓館で、宏道流の家元の生けた花。
その場に立ち会えたことの幸運をしびれるように感じる。


本物が要求される時代が来る。
世の中は素人だけじゃない。
なめているととんでもないことになる。
見る人が見れば、判ってしまって、
だけど、そういう人は、何も言ってくれないよ。
本物を見て、やってみて、造ってみて、違いに気づけよ。
謙虚になれよ。
俺はまだまだだって、気がつけよ。
恥を知れよ。


底知れぬ、深遠の湖の前で、恐れおののいて立ちすくむ。
だけど、恐る恐る足を踏み入れよう。
他に、進むべき道は無いのだから。  
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