2016年05月05日


門の中のガレージの向こう側に開く中庭。

やり残した工事が完成してS邸の全貌が整った。

庭










街道筋の家のひとつのモデルになる作品です。

いずれご案内できる機会が来ると思います。
住田邸庭  

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2016年05月04日

雨中有楽 庭

笠井邸庭










井筒のある庭。

家の改築に伴い裏庭を造りました。

住んだ水をたたえる井筒。

湧きでる清水。

水は鏡のように裏の桜を映す。
庭











河西さんの隙のない造形。

日本的な美意識。  
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2016年04月10日

裏庭の粋 織部の陶板

織部







K様邸の庭に織部の陶板が入る。

どのように使われるかは作庭家の河西力さんの頭の中。

裏庭の桜を生かした作庭が進んでいます。
さくら  
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2016年03月23日

石積み

石積み







石積みやってますね

コツコツカンカン音がするんです

石を削って、欠いてすり合わせをする音が聞こえてきます

K邸桜














桜の木が映えますよ

庭の外の桜ですが

河西庭園の洒落た庭が出来ます。  
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2016年03月10日

雨中有楽 庭師と崖

崖と庭師













裏庭の向こう側の崖の石積み。

まずはここから手入をいれます。

安全帯を付けての作業に庭師さんも苦笑いです。

十分気をつけて。

崖と庭師






この石積みをバックに

きっと河西さんの庭が映えます。

楽しみな庭の仕事です。  
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2016年02月24日

雨中有楽 鈴木直衛さんの庭

石組2






日本庭園協会の皆さんと鈴木直衛さんの造った庭を観てまわった。

石組














鈴木さん37歳の時の作品。

このころ私は鈴木さんと出会った。あれから30年の月日がたち鈴木さんはもういない。

石を積んでいる背中が見えるような気がした。

石組3







リゾート施設の庭。お客さんは喜ぶね。ほんとにうまい。



滝








眉間にしわ寄せて石積んでいる顔が浮かんでくる。

普段は滝の向こう側で見ることのできない石積みに鈴木さんの存在を感じる。


  
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2015年03月06日

雨中有楽 鈴木直衛兄

石積み













昨日、3月5日は鈴木直衛さんの命日だった。

あっという間に一年がたってしまった。

沼津に車をとばす。

そう言えば最近鈴木さんの話をよくしたなあと思いながら。

三四日前にも地持院の和尚さんともしたばっかり。

和尚さん、人間ってどこへ行ってしまうんでしょう?なんて感傷的な質問をしたりしてね、酒飲んで。

あの精神、あの迫力、あの思いやり、あの怖さ、あの優しさ、あの積み上げた技量、あの美意識、あの感性、あの見識、あの存在感、、、、

一人の人間が長年積み上げてきたもろもろの目に見えない何もかもが、その人の死によって消えてなくなってしまうこの喪失感をどう表現したらいいんだろう。

鈴木さんがいなくなって一年が過ぎてますますその喪失感が大きくなっている自分を感じる。



茶室













表のあえてでこぼこにしてある駐車場に車を乗り入れるとすぐに鈴木直衛さんを感じる。

ああここにいるよな。

大きな石積みに囲まれて鈴木直衛さんを感じる。

あの頃の一緒に過ごした日々を思う。

坂をのぼっていくと、桜が咲いて、梅が咲いて、

ああ3月5日というこの日は、花がきれいに咲いていたんだなあと思う。

去年も同じように咲いていたに違いないが、一年前に花が咲いていたような記憶は無い。

玄関の戸を開けて奥さんの顔を見た途端もう涙が出た。

  
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2007年09月18日

国際日本庭園シンポジウム

第5回国際日本庭園シンポジウムに参加してきました。

「日本の心を持った庭園が日本庭園なのであって、材料とか形式とかに囚われていてはいけない。」

日本の住まいとは、という問いかけにそのまま置き換えることが出来そうです。

問いかけは続く。

雨楽会の親方、河西さんと鈴木さんの二人は、国際日本庭園シンポジウムでも中心的役割を担い、その特異な存在感を発揮していた。

河西さんのもとに集った若者達が大隈庭園で行ったワークショップは、またひとつの伝説になるだろう。

竹を巻きつけるために群がりたかる若者達、その姿こそが大地から湧き上がる勢いの表現そのものだった。

国際シンポ1シンポ2シンポ3  
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2007年09月05日

古い石積みの移設

小坂さんの石積み

いよいよ三島のチタンと焼杉の三階建ての家始まります。
立ち上がると、新幹線三島駅付近からその威容がよく見えるだろう。

これからほぼ二ヶ月、一階のRCの工事にかかります。

その前に古い石積みを残そうと移設の工事が進んでいる。
一つ一つマーキングしてまったく同じに積みなおす。

それをやろうとするお施主様に頭が下がります。
資金的にも大変なことですが、
もっと大切にしなければならないものがある事を、我々に教えてくれる。

石積み3小坂さんの石積み2





これから始まる建物の工事も半端ではありませんが、
たぶんもっとすごい事が、もっと見ごたえのある事が、今現場では進んでいる。  
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草薙のまちや 庭造り始まります

草薙


家に伺うと土間はひんやりしていた。
以外に窓を大きく開けているのでもないのに。

内障子と、すだれ いい感じですよ。

外構工事がほぼ終わり、いよいよ庭造りが始まります。
老練な庭師伊藤さんと、打ち合わせをしました。

庭が出来るとますます良くなります。
楽しみですね。

庭の写真もお見せしますね。


  
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2007年08月28日

アプローチの景色

建築は、土地の使い方の方法です。
この土地に、この場所に、どちらから見えて、どんな印象を与えるのか。
どう使ったら一番効率がよく、使いやすいか、住みやすいか。

その中の一つ。アプローチをどうするか。

アプローチ1アプローチ2





一つの例です。
あんまり上等な仕事でなく、見栄えよくすることが命題の施工例です。

自然石などうまく使って。  
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