2016年10月08日

くろがね四起とウイリスジープ

くろがねウイリス







小型四連駆動車くろがね四起とウイリス。

くろがねの方が数年早く作られていたそうです。

比べてみると設計の思想の違いが見て取れて面白い。

くろがねは将校などの戦場での移動用に造られたようだ。

運転手付きの指揮官の移動用車両というところか。


ウイリスはまさしく兵器としての色合いが濃い。

木箱に詰めて積み重ねて船に積まれ、パラシュートで戦場に落とされた。

すべて直線の造形、手間ひまかけてつくられていない。

量産の効率と戦場でのメンテナンス最優先。

比べるとくろがねの板金はすべてアール。手打ちで造形している。

ヘッド運転席リア







悪路走破性能にはさほど優劣は無さそうだ。

くろがねもウイリスもそうとうなオフロード性能を有するようだ。


足回りの写真をお見せできないが、くろがねの方がはるかに凝っている。

乗り心地と旋回性能などはくろがねが格段に上だろう。


ウイリスは単純。

私も42年型の三菱J3Rというジープを長年保有していたこともあり、ジープ愛好家の一人でした。

ジープの魅力は兵器としての乗り物のシンプルさとその悪路走破性能の高さにありました。

両車ともオフロード走破性能の高さは、今どきのSUVではとても太刀打ちできないレベルのものだろう。


一台一台手作りのようなくろがねと、大量工場生産が可能なウイリスジープ。

戦争に負けた訳がこんなところにも見て取れるのでした。  

Posted by urac1 at 21:58Comments(0)TrackBack(0)clip!

2013年05月23日

雨中有楽 古い車

軽トラ






平成元年の古い軽トラが廃車になって、

新しい、古い軽トラがやってきた。

今度のは昭和63年式。

前のとまったく同じ車なんだけれど、(探したんです)今度の方が一年古い。

車を買い替えるたびに古くなっていくということはどういうことなんだと、我ながら笑える。


こいつはね、アクテイのアタックというシリーズで、

エクストラローとエクストラバックと言うギアが組んであって、

おまけに、デフロックも出来るという、

悪路を走ることに特化した、まさに軽トラのジープといってもいい車なのです。

おまけにエンジンは荷台の下に乗せられていて、車としてのバランスもとってもいい。

車の形式としてはフェラーリと一緒。遅いけどね。4速しかないし。

聞くところによると、農道のフェラーリとも言われているとか?


それで、試運転に富士川の河口の砂浜に乗り出してみたという次第。

レトロな丸目のデザインもいいね。


軽トラで走る時も楽しくないとね。  
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2008年02月14日

雨中有楽 キセノン

古い車の(ランクル プラド)ヘッドライトがとても暗いのでトップロードの海野さんに相談してみた。
フォグランプをつけようかなと言うと、デスチャージにしたらと言う。
え、出来るの。それってキセノンのことだよねというとそうだと言う。
出来たら余計なもの付けたくないからね。
今のままライトが明るくなればそれが一番いいと思ったので、早速お願いした。

でも本当に出来るのかな?と思った。
なにもかも取り寄せだという。
それで、去年の暮れから待つことほぼ二ヶ月。

ついに昨日キセノンヘッドランプが、わが旧車ランクルプラドに付いたのでした。
でもヘッドライトそのものは今までのままなので、見た目は何にも変わっていない。

早速、夜の打ち合わせにランクルで出かける。
まだ薄暗いうちから、待ちきれずにライトオン。
早めにライトはつけようね皆さん。

次第に道路が暗くなるに従い、キセノンの威力がありありとわかる様になった。
はっきり言って、今までのライトより3倍明るい。ほんとに。
驚きました。

対向車がまぶしいと迷惑だから、少し下向きに調整しましたと海野さんは言っていたけど、この明るさはすごい。
前を行く車のルームミラーを照らしてはいないようなので、迷惑はかけていないとは思うのだけど、本当に大丈夫かなという気持ちになった。
それほど明るい。

高速道路で、トラックの後ろにつくと、自分のヘッドライトの反射がまぶしい。
それほど明るい。

デスチャージ恐るべし。

ほんとに驚いたので、ちょっと書いてみました。
古い車に乗っていて、デザインを変えずにヘッドライトを明るくしたい方がいらっしゃったらどうぞご参考に。  
Posted by urac1 at 18:18Comments(0)TrackBack(0)clip!