今回はサンゴミズキを活けました。
ミズキの赤い線だけで表現する花。
いかがでしょうか。
今回は俳句の会の人達と一緒になりました。
あえて写真は撮らなかったのですが、30人近くいらっしゃったのではないでしょうか。
とても活発な会だということが、聞こえてくる会話で察しられました。
僕らが花を真剣に生けているのを興味深そうに見にこられる方もおられました。
男だけの生け花ってすごいですねと言われました。
いや、男だけっていうわけでもないのですが、、
出来たら若い女の子も習ってくれるともっとうれしいのですが、、。
ということで、客殿を俳句の会の皆さんが使われたので、僕らは本堂をお借りしてお稽古させていただきました。
また違う緊張感がありましたね。
時々和やかな笑い声が聞こえてきたりして、いつものような静寂の中というわけではなかったですが、こういうのもいいですね。
最後、私が客殿の床の間に花を活けなおしたら拍手が起こりました。
いやはや、なんとも面はゆい事です。精進しなければいけないと思いました。
お寺に花を活けさせていただくことに、もっともっと緊張しなければいけないとあらためて思いました。
お寺は文化の発信の場であり続けたいとして、こうしていろいろな文化活動にお寺を開放してくださる博道和尚さんに、いつも大いなる敬意を持って感謝しております。
と言うわけで今回も皆さん無事活け上がり、こうして人の作品をながめる余裕も出てくるようになりました。
さあ次回は何を活けようか、楽しみですね。
次回は12月20日土曜日です。
見学などご自由にいらっしゃってください。
見事な襖絵と庭園が美しい由比の地持院です。