2011年10月18日

いけばな芸術展

ストレチア








日本橋高島屋で昨日まで開催していた、
日本いけばな芸術展に出瓶していた私の作品です。

ストレチアです。

13日に生けに行って、その日は10時過ぎまでかかって生けました。

ガヤガヤと落ち着かない会場で、お生花を生けるのはたいへんですが、

生け始めたら、もう何も耳に入りません。

僕の心の中はしんと静まり返っていたのです。



うちのスタッフ二人も大変でした。

あげ花を手伝い、雑用を受け持ち、

挙句の果てに、集中工事の東名を夜中に帰らなくてはならなかったのですから。

いやはや、御苦労な事でした。




  

Posted by urac1 at 10:03Comments(2)TrackBack(0)clip!

2011年09月29日

生け花

めど萩





東京での講習会で生けた「めど萩」。

秋の風情お伝えできているでしょうか。



10月12日から17日までの日本橋高島屋での

日本いけばな芸術展に私も出瓶することになりました

洋花を生けます。

私のは14日、15日の第2次に出ています。

よろしかったらどうぞお出かけください。

  
Posted by urac1 at 09:01Comments(0)TrackBack(0)clip!

2011年09月24日

華道教室 ススキ

華道教室





台風一過、すすきを、ちょっと山に入って取ってきて生けた。

嬉しい飛び入り体験の生徒のMちゃんは、

ススキとリンドウを七宝で生けました。

剣山と違って生けるのにも技術が必要で、それが面白い。

そして何よりも、花の姿が自然で美しい。

楽しんでくれたようで、私も嬉しかった。

これを機会に、生活の中で生け花を楽しんでくれるといいね。


台風で倒れたナンテンを生けた皆さんは、

その立ち姿をいかに美しく見せるか結構苦しみました。

ただ立っているだけでうつくし見える。これはむずかしいね。


今回もいろいろと苦しくも楽しい時間を過ごしました。  
Posted by urac1 at 05:55Comments(0)TrackBack(0)clip!

2011年09月12日

華道教室 すすき

すすき





先週の金曜日の華道教室ではススキを生けました。

「ススキ、オミナエシ、ワレモコウ、リンドウ、ケイトウ」の5種生け。

一足先に秋の風情をみんなで楽しみました。


今日はお月見ですね。

晴天ですから、いい月が見られると思いますよ。

まだまだ暑いですが、夕涼みしながら、月を眺めて、ビールでも飲みますか。

すすき2  
Posted by urac1 at 13:36Comments(0)TrackBack(0)clip!

2011年08月29日

華道教室

本堂





いつも使わせていただいている客殿が、背広と宝石の展示販売会場になっていたため、
今日は本堂でのお稽古になりました。

途中大きな雨が降ってきました。

雨音を聞きながら一心に花を生ける。

集中。無心。

集中が途切れるとき枝が折れる。




襖絵1襖絵2






ここは襖絵と枯山水の庭園で有名な地持院。

静岡市清水区在住の女流画家杉山侃子(なおこ)先生の渾身の襖絵は見る者を圧倒する。

三途の川で見る風景はこんな感じかと思う。  
Posted by urac1 at 10:34Comments(0)TrackBack(0)clip!

2011年08月23日

華道教室 雨中有楽

教室






熱い夜に集まって花を生けています。

エアコンつけなくても、夜のお寺の庭から入ってくる空気は気持ちいい。

蚊も入ってくるけどね。  
Posted by urac1 at 17:21Comments(0)TrackBack(0)clip!

2011年07月26日

雨中有楽 華道教室

華





地持院での華道教室、第二第四の金曜日の夕方7時から開催しています。
お寺の客殿をお借りしての教室ももう3年目に入っています。

それぞれ時間を作って集まってくれます。

美意識をみがき、心をみがく。

静かな時間は、いつの間にか身も心もすっきりとさせてくれます。

次回はお盆前なのでちょっと変則ですが、8月11日木曜日の夕方7時からになります。  
Posted by urac1 at 10:34Comments(0)TrackBack(0)clip!

2011年03月26日

雨中有楽 さくら

さくら





昨日はさくらを生けました。
夜のお寺で皆さん花見どころではなかったですが、いい時間を過ごしましたよ。

苦労して生けた花をみんなで眺めて、こうだよね、ああだよね、ここんとこが難しいよね、なんて話す時間が僕は好きだな。
それぞれ、いい花が生かっているんですよ、ほんと。

大地震が起こったり、みんなそれぞれ仕事を持っていて、順調なだけじゃないはずで、でもここで花を前にして、庭を前にして座ってるとね、心が落ち着くんです。
花に一心不乱。

4月からまた新しいスケジュールを組みますが、基本的には第2第4の金曜日夜7時から由比地持院にて、最近は男ばかりではありません、華道教室開催しています。
気軽に見学にお出かけください。

4月2日地持院では法話の会が開かれます。7時から8時ごろまで。
臨済宗妙心寺派布教師、長野県温泉寺副住職 滝玄浩師の「目覚める」というお話です。お誘い合わせのうえお出かけください。  
Posted by urac1 at 13:38Comments(0)TrackBack(0)clip!

2010年11月30日

雨中有楽 花

はな





野にある花を生ける。

はな2





花を生けることを、教えてくれた先生に感謝しています。  
Posted by urac1 at 11:12Comments(0)TrackBack(0)clip!

2010年10月24日

雨中有楽 華道教室

七宝




飛び入り3人こられました。

剣山ではなく七宝を使っての生け花です。

自然な投げ入れに近いいけばなが出来ます。

男ばかりで、夜のお寺で生け花です。

渋い男たちです。  
Posted by urac1 at 09:34Comments(1)TrackBack(0)clip!

2010年10月17日

雨中有楽 家元講習会

家元講習





裾野市で行われた宏道流家元講習会の写真です。
東京から家元、副家元がお見えになり、御殿場三島支部の皆さんが集まって講習を受けました。

占景瓶花、秋草の五種生け。

たくさんの大先輩の皆さんと一緒に花を生けました。

新しい発見が常にあります。

これからもずっと花を生けていこうと改めて思った次第です。  
Posted by urac1 at 05:48Comments(0)TrackBack(0)clip!

2010年09月24日

雨中有楽 花生け

金沢






家元と金沢に来ています。
家元、副家元のお手伝いです。

たくさんの華道家の皆さんの花生けの現場を見ています。

20世紀美術館、茶室、中村家。
建築も刺激的です。

金沢の夜は、月夜、さわやかな風がふいていました。


20世紀美術館  
Posted by urac1 at 07:51Comments(2)TrackBack(0)clip!

2010年05月25日

雨中有楽 華道教室

花





今回の教室には嬉しい飛び入りがありました。
今建築中の蒲原の街道筋の家のお施主様。

打ち合わせを兼ねて、華道教室の地持院まで来てくださいました。

そして、ちょっと生けてみませんか、じゃあ、ということになったという訳。

花はきれいです。
そこに人の美意識が入って生け花ということになるのです。

それぞれの美意識が、それぞれの美しい花となります。
楽しいのです。

教室の後、お寺の応接室で、抹茶をごちそうになり、静かな土曜の午前中を過ごしました。

贅沢な時間です。

こういう時間を持てること、とても幸せだとみんなで話しました。
  
Posted by urac1 at 09:10Comments(0)TrackBack(0)clip!

2010年04月01日

雨中有楽 華道教室

桜






桜を生けました。
今回は夜の教室。
桜もつぼみのまま。
家に持って帰ってから咲くんだよ。
咲いたら、部屋で一人で花見でもしますか。

桜2






華道教室も3年目に入ります。
今年度も4月から、月2回のペースで開催します。

あせらず、少しづつきれいな花が生けられるようになっていけばいいよね。  
Posted by urac1 at 06:36Comments(0)TrackBack(0)clip!

2010年02月28日

華道

椿






今回は椿を生けました。

華道教室1






難しい椿にみんな辛抱強く取り組んでいます。

外の雨音を聞きながら、静かな夜です。



  
Posted by urac1 at 10:12Comments(1)TrackBack(0)clip!

2010年02月09日

雨中有楽 いけばな

白桃





地持院書院に生けた桃
白は神聖な色
薄暗い書院に浮かび上がる白い桃
小品ながら存在感のある花が生かった

桃





桃の紅白二種生け
白に寄り添う紅の花が艶っぽい

次の華道教室は2月26日金曜日の夜です。
  
Posted by urac1 at 22:18Comments(1)TrackBack(0)clip!

2010年01月10日

雨中有楽 大般若

笹





あけましておめでとうございます。
今日は地持院の大般若祈祷会の日。

朝から、昨年末に生けた花を直しに行った。

年末はいつものことながら
頼まれた花をあちこちで生けて、オリジナル門松、正月飾りをかざり、
本当に私の年末はいつもあわただしい。

新年もこの大般若でいけばなの始まりです。

松





静かな書院にも松と水仙をしとやかに生けた。

自然光にはっとするほど水仙は白く浮かび上がる。
正月の花ですね水仙は。

今年も修行します。
  
Posted by urac1 at 20:37Comments(1)TrackBack(0)clip!

2009年11月17日

雨中有楽 ふたつ寄せ

ふたつ寄せ外は朝から強い雨と風
雨と風の音を聞きながら僕らは静かに花を生けている。

今日は小菊を生けた。

これはふたつ寄せという生け方。

前回のヒバに小菊を寄せた。

静かな土曜の午前でした。  
Posted by urac1 at 14:17Comments(1)TrackBack(0)clip!

2009年10月25日

雨中有楽 華道教室

イブキ






今回はイブキです。

木もののおさらいのつもりで、じっくりと生けました。

終わったのは10時前。

皆さん御苦労さまでした。
花  
Posted by urac1 at 17:49Comments(0)TrackBack(0)clip!

2009年09月26日

雨中有楽 華道教室

華道2
先月と今月は月一回の教室になってしまいました。

見学会とかさなったり、私が満州に出かけたりしたもので、教室を楽しみにしている皆さんにはご迷惑をおかけしました。

久しぶりの夜の教室。
暗くなるし、お腹は空くし、花はうまく生からないし、、、、

本当に何で俺はこんなことをやっているんだろうと、生徒さんたち思っていることでしょう。

私はよくわかります。

華道1






花を生けることがつらいと思うだろう、と話をした。

御殿場のM先生は、毎朝目覚めるときに、今日はどんな花を生けようかと楽しくてしょうがないと言っておられた。

僕らがそんな境地になれるのはいったい何時のことやら、、、。

みんな苦笑している。

みんな同じ気持ちでいる。

何で俺たちは腹をすかせて、こんなさみしいお寺の片隅で、花を生けているのだろう。

問いかけはつづく。  
Posted by urac1 at 08:55Comments(0)TrackBack(0)clip!

2009年07月21日

雨中有楽 華道教室 菊

菊3今回は続けて菊を生けた。
野草の部類に入るこの小菊を格調高く活ける。

菊はね難しいんです。
僕もあんまり手がけてこなかったんですが、
この菊こそ、僕は上手に生けたいと思っているんです。

僕の師匠は「鈴木正菊」先生。
名人でした。

だから、菊には特別の思い入れがあります。

精進しなくちゃね。

菊菊2  
Posted by urac1 at 10:16Comments(0)TrackBack(0)clip!

2009年06月29日

雨中有楽 菊

菊今回は花材をかえて菊を生けました。
今まで木物ばかり生けていました。

活ける順序から違うんです。

皆さん勝手が違って、これもたいへんでした。

でもやわらかくきれいに活かりましたよ。

菊もこうして生けてみると格調高い花になります。
菊1  
Posted by urac1 at 15:17Comments(0)TrackBack(0)clip!

2009年06月25日

雨中有楽 華道教室

教室風景土曜日の朝からお寺で花を活ける。
お寺はいつも静かで、香の香りがして、小鳥がさえずって、風が通っていて、
僕らはそこで真剣に花を活ける。

心を磨く。
磨かれた心でこそいい花が活かるだろう。

磨かれた心でこそいい仕事も出来るだろう。

生け花と仕事をくっつけてはいけないでしょうが、
動機としてとってもいいことだと僕は思う。

感性を磨け
美意識を磨け

若い人達に花を活けるという事を経験してほしい。
次回は6月26日金曜日夕方7時からです。

教室床の間  
Posted by urac1 at 17:00Comments(0)TrackBack(0)clip!

2009年05月27日

雨中有楽 華道教室

1今回は夜の教室です。
家元は同じ花材を何回も何回もやるべきと言われる。
それで今回もみんなはクジャクヒバを活けました。
この写真はデモンスタレーションで活けてお見せした槙。

それぞれ初めての花材ではないので取り付きやすいようだったけれど、
でもやっぱりそんなに簡単なものではないね。

僕も20数年活けているけれど、
その都度緊張して真剣に活けないと決してうまくは活からない。
2夜の教室にいると自分が師匠の所に通っていた頃を思い出す。
忙しい仕事を切り上げて、家に帰って着替えて、いそいそと通ったものです。
習い事はいつも夜。それも深夜まで。

お花もお茶も習い事は決して楽でも、楽しいばかりでもなかった事は確か。
家へ帰って休んでいた方が、酒飲んで遊んでいる方が楽に決まっている。
でも続けた。
辛抱して続けていると本当に新しい世界が開けた。見えてきた。

3地持院のライトアップされた庭を眺めながら、夜 習い事に歩いていた頃を思いだした。

このみんなにも今日のこの経験が決して無駄にはならないことを伝えたい。
きっと豊かな精神を手に入れることが出来るよ。

習い事って、技術を学んでいるばかりではないんだよ。
心を磨いているんだよ。

それが華道。  
Posted by urac1 at 10:07Comments(0)TrackBack(0)clip!

2009年05月18日

雨中有楽 華道教室

華道1
今回は朝鮮槙を活けています。
木もの。

木を活けて美しい花として鑑賞する。
渋いです。
玄人好みです。
お寺の和尚さん好みです。

二週間に一度の教室になりました。
これでみんなの腕もいちだんと上がっていくものと思われます。
華道2




次回は6月27日夕方7時からです。  
Posted by urac1 at 09:04Comments(0)TrackBack(0)clip!

2009年04月27日

雨中有楽 華道教室

花今回は初めて夜間の教室でした。
この四月から第四土曜日は夕方7時から始める事にしました。

今回の花材はリアトリスです。
草物。
これも難しいね。

僕と若和尚は桑手まりを活けました。
若和尚はちょっとシュールな花を活けましたよ。

9時半までかかって、ようやくみんな何とかなって。
疲れますね。
でも達成感があって、喜びがある。

次ぎも頑張ろうね。  
Posted by urac1 at 04:29Comments(0)TrackBack(0)clip!

2009年04月13日

雨中有楽 華道教室

華道この4月から月2回の教室になりました。


今回もクジャクヒバを活けました。
何回やっても大変ですね。

とっても疲れるんですねこれが。

生きている木の命を頂いて、
自然界にあった時以上の美しい花にしてあげなければいけない。
だから疲れるんです。
気を抜くとポッキリと折れるしね。

それがいけばな。
それが修行。



床の間
次回は4月25日、土曜日の夕方7時からです。
終わってからビールでも飲もうかね。

場所は由比の、庭園と襖絵で有名な地持院です。
ご自由にお気軽に、見学、体験においで下さい。

男ばかりで活けています。  
Posted by urac1 at 15:52Comments(0)TrackBack(0)clip!

2009年03月30日

雨中有楽 華道教室

花
今期最後の教室になりました。
一年間お疲れ様でした。

4月からは月二回の教室にします。

今回の花材は「さんしゅ」でした。
ちょっと難しかったかな。

今回から、お寺の若住職も参加してくれました。
禅の修業のなかに花の修行も加えてくれるとありがたいですね。  
Posted by urac1 at 10:50Comments(0)TrackBack(0)clip!

2009年02月18日

雨中有楽 華道教室

風景





今回は孔雀ヒバを活けました。
ボキッて折れたりしてね。

でも皆さん頑張って活けましたよ。
何とか形になって、
家にきっともって帰って、
活けなおすんだよと念を押してお稽古を終えました。

こてまり





書院にはこでまりを活けてきました。
もう春なんですよね。

次回は3月28日です。
男ばかりで活けています。どうぞ見学にいらしてください。  
Posted by urac1 at 10:23Comments(1)TrackBack(0)clip!

2008年11月16日

雨中有楽 華道教室

花今回はサンゴミズキを活けました。
ミズキの赤い線だけで表現する花。
いかがでしょうか。

今回は俳句の会の人達と一緒になりました。
あえて写真は撮らなかったのですが、30人近くいらっしゃったのではないでしょうか。
とても活発な会だということが、聞こえてくる会話で察しられました。

僕らが花を真剣に生けているのを興味深そうに見にこられる方もおられました。

男だけの生け花ってすごいですねと言われました。
いや、男だけっていうわけでもないのですが、、
出来たら若い女の子も習ってくれるともっとうれしいのですが、、。

ということで、客殿を俳句の会の皆さんが使われたので、僕らは本堂をお借りしてお稽古させていただきました。
また違う緊張感がありましたね。
時々和やかな笑い声が聞こえてきたりして、いつものような静寂の中というわけではなかったですが、こういうのもいいですね。

最後、私が客殿の床の間に花を活けなおしたら拍手が起こりました。
いやはや、なんとも面はゆい事です。精進しなければいけないと思いました。
お寺に花を活けさせていただくことに、もっともっと緊張しなければいけないとあらためて思いました。

お寺は文化の発信の場であり続けたいとして、こうしていろいろな文化活動にお寺を開放してくださる博道和尚さんに、いつも大いなる敬意を持って感謝しております。



教室と言うわけで今回も皆さん無事活け上がり、こうして人の作品をながめる余裕も出てくるようになりました。

さあ次回は何を活けようか、楽しみですね。
次回は12月20日土曜日です。

見学などご自由にいらっしゃってください。
見事な襖絵と庭園が美しい由比の地持院です。  
Posted by urac1 at 05:05Comments(2)TrackBack(0)clip!